| 基隆(台湾) |
7/18 |
option tour:A台湾の過去・現在・未来 |
ひとこと: キールンと打つと、ちゃんと変換してくれる。地図でみると、台北のとなり。東京と横浜の関係かな。2年前、友人の紹介で、台湾旅行する計画だったが、同時テロ騒ぎで中止になった。そのとき取得したパスポートが今回役立っている。小さいとき、家に有った地図(陸軍省海軍省許可と表紙に朱記されていたが)では、日本列島、台湾、朝鮮半島が、真っ赤に描かれており、満州国が、ピンクだった。そしてその外側をおおきく囲んで、大東亜共栄圏とかかれていた。小学校に入ってから、授業でつかった地図では、大西洋がまんなかで、日本は、ちいさく右端にあった。台湾は、中華民国となっていた。いまは何と呼ぶのだろう。chinese taipei 中国台北 が最も一般的? |
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| ダナン(ベトナム) |
7/21 |
option tour: Bストリートチルドレンプログラム訪問 L1ホイアン旧日本人街を散策 |
ひとこと: 安南。仏領インドシナ。フランス語が達者な老教授から、安南の女性は、世界で一番すばらしいと聞いたことがある(どういう意味かは不明)。父の戦死公報には、「仏印南方海面で戦死」とあった。すでに亡くなった兄が厚生省引揚援護局にいって調べたら、サンジャック泊地で、敵艦載機の爆雷撃にあったという。海防艦17号の写真。地図では、サイゴン市のそばにサンジャックという港があった。本当は、そこにいきたかった。でも、おなじベトナム。南シナ海で、父が、守ろうとしたシーレーンを通ってみたい。 |
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| シンガポール |
7/25 |
option tour:Aシンガポール知ってるつもり!? |
ひとこと:
マレーの虎、山下奉文将軍。昭南島。朝日新聞社刊の大東亜戦争写真集の第1巻には、真珠湾攻撃から、シンガポール陥落までの輝かしい戦果?が、載っていた。アジア解放の美名のもとで、おおくの虐殺があったとは。 戦争は人の心の中で生れるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない。ユネスコ憲章のはじまりをもう一度思い出した。 |
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| コロンボ(スリランカ) |
7/30 |
option tour:いなかでホームステイ |
ひとこと:
セイロンの首都だと思っていたが、1985年にスリジャワワルダナプラコッテに移転したそうだ。スリランカのことはなにも知らない。仏教徒の国というくらい。コロンボ日本人学校のHPに簡単な紹介がある。竹トンボをつかっての交流は、ここをターゲットにしているが、成功するかどうか。"ここいち"のカレーが好きな私だが、本場ものはどんな味だろう。 |
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| マッサワ(エリトリア) |
8/7 |
option tour: |
ひとこと: ボラセンにくるまで知らなかった国。地図であわてて探した。かつてアフリカの数少ない独立国エチオピア。親日のハイレシェラシェ皇帝のもとで、民度の高い安定した生活をしていると信じていたが、そのエチオピアから迫害をうけたとか、民族紛争は、わからないことだらけ。ベトナム戦争のころ、会社で英会話の講師をしていた、米兵と議論したことがある。「なぜ、ベトナムにアメリカが関わるのか。その国の人間に任せておけばよい。なにが起ころうとも、そこに住んでいる人の問題なのだから。」と私。「もし日本でおなじことがおきてもお前はそういうか?」と彼。「イエス。我われの運命は、我々で決めたい。なにが起ころうとも。」と私。「日本列島が沈没してもか。」ここで、議論は終わってしまった。わたしの英語力では、むり。国境というものを直接的に認識したことのない、普通の日本人(わたしのこと)には、イギリスから逃れて新大陸にわたり、労働力確保のため、アフリカから奴隷をつれてきた、あまりにも人為的国家のなかで、生きている人とは、歴史認識が、まるで違っている。たぶん、私は、「あまりにもアマチャンなのだろう。」でも、このままでいたいなあ。 |
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| ポートサイド(エジプト) |
8/10 |
option tour:ギザのピラミッドと博物館 |
ひとこと: 今回の数少ない観光スポットのひとつ。現存する世界7不思議「ピラミッド」は、みておかなければ。富士山には昨年登った。ことし、ピラミッドをみておけば、あとは、東京タワーに登るだけ。(パリエッフェル塔は、出張のとき、らせん状階段を歩いていった)。あの石段をのぼりたいのだが、その時間はあるだろうか。小学校3年の遠足で、大宮公園にいき、競輪場のあの傾斜面を一回りして、もどってみたら、他の皆は、すでに集合写真をとり終え、移動を開始しようとしていた。あの時の愚は、冒してはならない。 |
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| ピレウス(ギリシヤ) |
8/13 |
option tour:アクロポリスの丘へ 女子柔道48kg級予選・決勝 |
ひとこと:
漢字で、ギリシャ・ローマと書こうとしたが、うまく変換してくれない。単漢字でもでてこない。いまでもわからないのだが、ギリシャ神話とローマ神話では、神がひとつひとつ対応しているという。文化が異なるのだから、片方にはいても、片方には居ないというのが普通だろうが。物事に優劣をつけるのはまずいとはおもうが、欧米人の意識では、ギリシャ語とラテン語はどちらが優位なのだろう。動植物の学名は、ラテン語。古文・漢文にあたる授業科目は、ラテン語。やはりローマ?。でもローマ神話といわれるよりギリシャ神話のほうが、ピンとくるのは私だけ?。ちなみに、ギリシャそれともギリシア。
canon は キヤノンと書いて「kya/non」と発音する。あっそうだ。やわらちゃんの応援もしなければ。テロがおきないことを願うだけ。 |
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| カタニア(イタリア) |
8/16 |
option tour:シラクーサ1日観光 |
ひとこと:
イタリアとひとことでいっても、北と南ではまるで違うと聞いたことがある。30年ほどまえ、仕事でいったのは、北も北、トリノのさらに北西、キバッソーという田舎町。あさ、牛の鳴き声で目をさますと、ホテルの前が、牛の朝市になっていた。街を散歩すると、通りすがる人がみな、こちらをみる。彼らにとって私はまさに「ガイジン」だった。今回は、南とはさらに異なる(とおもう)シシリー。南欧の雰囲気を満喫したいなあ。 |
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| タンジェ(モロッコ) |
8/19 |
option tour:モロッコ人のお宅におじゃま |
ひとこと:
まったく想像がつかない世界。写真などでみると、緑がほとんどない。(タイのバンコックも緑が少なかったが。)ホームステイが、楽しみ。浴衣と草履をスーツケースにいれておいたが、着るチャンスがあるかな。(一応、民族衣装ということにして) |
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| ドーバー(英国) |
8/23 |
option tour:芸術の街ロンドンをゆく 聖地カンタベリーとリーズ城 |
ひとこと:
小学校のとき、クラブ活動で、英語を勉強した。クラブの名前は、外国語クラブ。辞書でしらべて、フォーリンランゲジクラブに入っているというと、兄がからかって、外国語というからには、フランス語なども勉強するのか、といった。「外国」すなわち「英国」それが原点。米国は、進駐軍の印象がつよく、外国という感じがしない。池田潔著「自由と規律」に描かれていた、英国の姿は、ちょうど、子供が父親をみるような、尊敬と憧れを抱かせる。長じて、その実態を知って愕然とするところも、父親とおなじ?。大英博物館にはなんとしても行きたい。若いころ、フランス出張の際、トランジットでヒースロー空港に立ち寄った。同僚が、みやげ物を買ったときのお釣りに、7角形のコインを受け取ったが、いまでも流通しているだろうか。 |
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| ベルゲン(ノルウェー) |
8/26 |
option tour:ベルゲン1日めぐり |
ひとこと:
ここまでくると、クルーズもちょうど半ばあたりになる。やっと旅に慣れたところかあるいは、前半飛ばしすぎて、くたびれはてているか。ガイドブックをみると、一年の3分の2は、雨だとか。信じられない。傘好きは、日本人と英国人だけと思っていたが、ベルゲンの人の雨対策は?ハンザ同盟の中心地。一見したあとは、あの嫌いだった世界史を身近に感じるかもしれない。観光スポットは、フィヨルド氷河とか、感想は、みてから。ナイヤガラも写真でみていたのと、実際に河縁にたって対岸をみたのとは、大違いだった。 |
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| ベルファスト(北アイルランド) |
9/1 |
option tour:共生の社会をめざして ジャイアンツ・コーズウェイ散策 |
ひとこと:
ウウーン。民族問題の一典型?。新聞記事でよく話題になるが、ノーコメントとしかいいようがない。自分でもよくわからないが、意見をもちたいという気がしない。精神的防衛本能が働いている。検証ツアーに参加はするが、世界観の再構成をする際の参考程度で、というのが今の気持ち。 |
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| ニューヨーク(米国) |
9/10 |
option tour:グランド・ゼロと国連本部 アムトラックでゆくワシントンDC NYでメジャーリーグ観戦 |
ひとこと:
「なんてったーって、アメリカ」小泉今日子の乗りで、歌いたくなる。生まれて、最初にであった外国人が、米兵。ジープにのって、なんという名前だったか、畳んで腰ポケットに入る帽子をかぶっていた。新聞紙で折って、よくかぶったなあ。兜よりずっと折りやすく、かぶってもかっこよかった。少し知恵がついてくると、近所のおねえさんたちが、「アメリカさん」と呼んで、盲従的米国崇拝をするのを、苦々しくおもった。朝鮮戦争(当時は動乱といっていたが)に朝霞の基地から、出兵するためか、近くの川越街道を戦車の大行進が続く。戦車にむかって、石を投げたいとおもったことが、幾度かある。もし投げていたら人生は変わっていただろう。日米半導体摩擦のとき、仕事で数ヶ月ボストン郊外にいた。休日に、独立戦争の旧跡を訪ね、それまで知らなかったアメリカ建国の一面を知った。理性的に考えると、嫌いになる米国人なのだが、感覚的にはもっとも安心できる隣人、それが私からみた「アメリカ」人。ロンドンで大英博物館をみたのだから、米国では、スミソニアン博物館にいかなくては。(ルーブルは、無料だったので、日曜日1日過ごした。)。そうそう松井稼頭央選手。黒柳徹子女史に負けない野球音痴の私が、姓名をいえる数すくない人。いま、調子がよいようだが、9月も好調でいてほしい。ところでゴジラ松井の名前はなんだっけ? |
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| モンテゴベイ(ジャマイカ) |
9/16 |
option tour:マーサブレアでいかだ下り |
ひとこと:
このときのために体調を整えておかなければ。翌々日コロンビアとともに、今回のクルーズで、もっとも期待している。パソコンとは無縁の生活。 |
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| カルタヘナ(コロンビア) |
9/18 |
option tour:マングローブの森でのんびり |
ひとこと:
旧式だが、ビデオを持ってきた。ここの記録をとりたいため。でも、見とれてしまってカメラどころではないかも。これまでの経験だと、自分が主役になると、いいアングルのものは撮れない。カメラマンには、傍観者的意識が必須なのでは?と思うが。(プロカメラマンの桃井さんごめん。) |
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| パナマ運河通過 |
9/20 |
option tour: |
ひとこと:
若くして戦死した父の遺品のひとつに、パナマ帽があった。母の話では、父が航海で、現地で購入したものだという。原材料は、なになのだろう。なぜ世界的に有名になったのだろう。アメリカとパナマの関係が、あやしくなったころ、ニカァラガ運河の話があったと記憶しているが、現在はどうなっているのだろう。 |
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| プエルトケツァル(グアテマラ) |
9/23 |
option tour:マヤの人々の「暮らし」体験 |
ひとこと:
プエルトケツァルを地図で探した。マヤ文化というので、南米のてっぺんあたりを一所懸命調べたが、見つからない。グアテマラを探すと、なんとメキシコのとなり、ユカタン半島の根元がグアテマラ。マヤ文明とは、この辺りの文明か。アンデス文明と区別ができていない。無学の自分にあきれ返る。そのくらい、地球の反対側、とおい世界ではある。還暦すぎて、生まれ変わった。すべてを初体験としてうけ入れようと、宣言している自分だが、実際にホームステイ体験してみた結果は? |
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| バンクーバー(カナダ) |
10/3 |
option tour:C先住の民の歴史と文化 バンクーバー市内とグラウスマウンテン |
ひとこと:
航空機のトランジットでは、何度か立ち寄ったが、空港外にはでていない。今回は、先住の民を知るチャンス。おもいだすと、アンカレッジのみやげ物売り場にあったインディアンナイフは、made in japan 新潟三条製だった。 |
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| ペトロパブロフスク・カムチャツキ(ロシア) |
10/13 |
option tour:パラツンカで温泉プール体験 |
ひとこと:
やはり日本人。風呂にはいれない生活が、3カ月もつづくと。しかも、昔ほど若くはない。水着着用というところが興をそぐが、やむをえない。以前、会社の研修施設で、中近東からきた研修生が、パンツをはいたまま、浴槽に入ろうとして問題になった。最近では、修学旅行で、生徒がやはりパンツを脱ぐのをいやがると聞いたことが有る。
本当をいうと、地名タイトルをみて、ハバロフスクと勘違いしていた。今回のクルーズを太平洋戦争で亡くなった人びとへの自分なりの鎮魂と位置づけていたので、締めにふさわしいとおもったが、よく考えれば、ハバロフスクは内陸、しかも沿岸は日本海。あらためて、アリューシャン列島。アッツ玉砕をしのぼうと心にきめた。 |
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